孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

一瞬で良い、誰かを信じて身を任せたい

誰かを信じるという事は、その人に自分の思考、身体、全てをあけすけに晒し、任せる事だ。まるで水の中で脱力し、プカプカ浮いている時のように、身体の力を抜く。自分の思いをそのまま伝える事ができる。そこに一切のフィルターは存在しない。

 

僕たちは少なくとも物理法則を信じる事ができる。水の中で、肺に空気が入っていれば、人は浮くと信じる事ができる。

 

一瞬で良い。誰かを完全に信じる事ができたら、肩のにを下ろす事ができたら。いや、下ろすだけでなく、それがどれだけ重かったか理解し、疲れた肩を癒してくれたら、そしてそれを、お互いにする事ができたら。

 


SLIP | @PhillipChbeeb & Renee Kester ...

 

多くの人が抱える、世の中の問題の大半は、解決するだろうに。

 

現代は信頼の頻度が低下した

昔はこうだった。

 

人間関係は狭く、家族、ご近所さん、旧友、先輩後輩、行きつけの店の人、くらいだった。みんなと仲良くなり、信頼関係の上に物事が成り立っていた。人生の登場人物の多くは、信頼できた。

 

今はこうなっている。

 

人間関係は広い。ツイッター、フェイスブック、ニコニコ動画、などのチャネルを使い、インターネット上で匿名でやりとりできるようになった。いろいろな人と関わる機会が増えた。初対面が増えた。当たり前だが、初対面の人は信頼できない。人生の登場人物は多くなったが、そのほとんどは(少なくともその時は)信頼できない人である。

 

人と会う数は増えたが、「信頼する」機会は変わらないかもしくは低下した。結果、信頼の頻度が低下した。現代の生きづらさの原因の1つであろう。