孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

寂しい女性が性的に奔放な理由とそこから抜け出す方法について

知り合いでものすごく性的に奔放な女性が数人いる。たまに2人で飲みに行ったり、セックスする中なのだけど、彼女たちの性的奔放さは中々スゴい。1人は昔、六本木でひたすら外国人を漁りまくっていて舌とヘソにピアスがあいている。1人はひたすら既婚子持ちの人しか好きになれない。1人は週4くらいで飲みに出かけて、バーでイケメンを探している。彼女達は口をそろえてこういう。

 

「とにかくセックスしていると心が落ち着くの」

 

この心理は、多くの男性には理解できないと思う。男性としては単純にメスと性行為をしたいだけで、それ以外の特別な心理は何も無いだろう。(だから「性の奔放さ」で人間の傾向を語るには、女性に限られる。男性の”メンヘラビッチ”がいないのはこれが理由だと思う。)もちろん私ももれなくわからないので、色々話をきいてみると、どうもセックスしているという事=その人に求められているという事の証明、という認知らしく、セックスしている間は世界と自分がつながっていて寂しく無い、という気持ちになるらしい。確かにセックスしている時彼女達(少なくとも体)は男とつながっていて、男は(少なくともその瞬間は)彼女達を求めている。しかし、彼女達が男とつながっている事がなぜ社会につながっている事になるのだろうか。

 

1つ考えついた事は、彼女達は全くもって社会とつながっている事を理解していない、寂しい人達なのではないだろうか、という仮説。普段つながっていないから、たまたまつながった男性を「社会」だと誤認知する。社会とつながる、自分は1人ではなく大きな社会の一部である、だから必ず誰かに支えられているし、お世話になっている人がいるから究極的に完全に孤独ではない、という事実理解が、無いから。この世に究極的な意味での孤独は存在しない、という事は以前書いた。

これを理解していれば、ここまで躍起になってセックスをしてまで、社会とのつながり(らしきもの)を得ようとしないはずだ。別に、彼女達が何をしようが、社会とはつながっている。つまり、彼女達はこの真の意味での孤独が存在しない事、を理解していないか、理解はしているが実感できていないのどちらかが考えられる。理解していない、というのがこの仮説だが、事実そこまで頭が悪い大人はあまりいないだろうから、実際には「性的に奔放な(頭のあまり良く無い)若者」がこれにあてはまるだろう。そしてこれは(多くの場合で)時間が解決してくれるだろう。

 

もう1つの、理解はしているが実感として孤独、というパターンが大半な気がする。孤独と孤独”感”の差についても既に過去に書いた。

つまり、周りと比べるから孤独”感”が増している、という話だ。さらに言うなら、孤独から抜け出す唯一の道である「信頼」がそこには無いという事もある。彼女達がする、ひたすらセックスをするだけの、刹那的な関係をいくら塗り重ねてもそこに一切の信頼は無いわけで、信頼の無い浅いつながりがいくつあっても孤独”感”は無くならない。周りを見渡しても、自分がもっていない幸せ(=信頼)を持っている人ばかりだ、と感じるだろう。彼女達がこの寂しい連鎖から抜け出すには、信頼できる相手を見つけ、自分のをさらけ出し、頼れるようになって、その相手と結婚し子供を産み、子供を育てる、一連の流れが必要になってくるだろう。最も悲劇なのは、信頼できない相手と結婚し、結婚後もその孤独”感”に襲われ性的に奔放である状態が続く事だ。となるとやはり「子供」は大事な要素だ。子供は母親を無条件で信頼し頼る。いわば信頼の結晶のような存在で、他の何かと比べたりする事のできない、絶対的な信頼を感じさせてくれるはずだから。