孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

無関心で無感動な機械のような人

 涙もみせない、笑っていても本当は笑っていない、その場に合わせて笑っているだけ、何かしたい事とか何か夢とか、そういうものは何も無い、感動というものが無い。周りに共感できないので、孤独を抱える事になる。

なぜ機械のような人が存在するのか

感動が無いのは、相手の立場にたって共感する事ができないからであり、相手の立場に立つ事ができないのか、立場にはたてるが共感ができないのか、もしくは両方だという事になる。相手の立場に立っても、なおその感動や苦しみのようなものに共感できないのは、本当に本人がその同じ境遇だとしても、感動や苦しみを感じ得ないから、であるとしたら合理的だ。つまり、感動や苦しみを感じ得ない、仮に自分が物理的に損傷したり、精神的に損傷しても知った事ではない。「自分がどうなってもかまわない」という、自分の気持ちの中で”自棄”を持っている。だとしたら、この機械のような人になっても何らおかしくはない、という事になる。

自棄を持つ人の特殊能力

自棄を持つ人は、リスクを恐れない。また、相手の苦しみや悲しみを理解できないから、相手を攻撃する時には徹底的に全く以て同情せず、躊躇無く攻撃できる。リスクテイクして、ガンガン資本主義の波を進んで行くような人、とポジティブにとらえる事ができる。

人類が進化するにつれて増えて行く

実は、この種類のパーソナリティ(反社会性パーソナリティ)を持っている人が、大活躍する場面がある。戦争である。敵国の軍人を殺す事に、一切の躊躇はなく、常人ではとても考えられないほど危険な事を思いつきためらう事なく実行する事ができる。相手の予想に反した行動は、時として勝敗を逆転させうる。明らかな戦力差を埋める事ができる。まさにイカれた奴、と言ったところだろう。しかし、彼らは戦争となると非常に強く、個人的に、敵の船に大して面積が最も大きくなるように自分の船を配置し、敵の大砲が最も当たりやすい配置だが、こちらの大砲が最も数多く打てるというイカれた作戦でロシアのバルチック艦隊を破った東郷平八郎や、織田信長などはそのてのパーソナリティだったのではないかと思っている。いずれにせよ、そういう戦いに強いパーソナリティを持っている人が、祖先が活躍したためその子孫が多く存在し、その子供、そのまた子供、というように時間経過とともに増えて行く、という事は容易に予想できる。

向いている職業

これは完全に私見だが、そういう人は自分が組織の頭になり、大なり小なり組織を抱えてひっぱっていくような職業が向いていると思う。簡単に言うと経営者に向いていると思う。辛く苦しく、険しく、リスクも非常に高いが、それを恐れず突き進める、そんな人は、このパーソナリティ以外にあり得ないと思う。いわば資本主義はマネーを使った戦争とも言えるし、きっと毎日が生き生きするはずだ。逆に、大きな組織に一員になるのは向いていないかもしれない。何せ集団の中では浮いてしまうから。トップは1人だが、それを「1人ぼっちで浮いている」ととらえる人はいない。トップが1人なのは当たり前だからだ。孤独が社会的に合理化される唯一の職業だと思う。

この手の人が絶滅する時

それは地球の資源を人類が食らいつくし、資本主義と人類の発展が終了した時だと思う。それまでは、世界は彼らの天下だろう。