孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

本当に孤独な環境にいる人は、涙が出ない

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涙を流す、という行為は、生物学的には涙嚢から鼻涙管へ人間の体液と等浸透圧の液体が流れ出るだけの行為であり、特段意味をなさない。少しの水分と少しの塩分を失うだけであって、身体に大きな影響は一切もたらさない。

涙の社会的効能

しかし、社会的には、涙を流す事で対外的に

  1. 自分は今悲しい
  2. とても辛い事があり助けが必要な可能性がある

以上の2つを示唆する事ができる。つまり涙の社会的効能が存在する。どちらかというと涙するという行為は、こちらの社会的意義の方が重要で比重が大きいと言えるだろう。

孤独な人は涙を流す意味が無い

しかし、周りに誰もいなければ、社会的アピールを行う対象が0である事になる。生物学的に意味が特に無いのでれば、涙を流す意味などない。つまり、あまりに孤独な環境になれ、人に頼ったりする事ができなくなっている環境が長く続くと、人は涙の社会的効能を失い、元来生物学的には必要のない涙を流す行為というものはなくなってしまう。

 

あなたは最近、涙を流していますか?それは心からの「誰かにこの気持ちを伝えて、助けてほしい」事のあらわれかもしれません。頼れる人はいますか?いなければ、それはあなたの責任です。これから長い時間をかけて、そういう人を見つけて、時間と労力を費やしてお互いの信頼関係を構築する事に尽力しなければ、永遠にこの涙枯渇地獄からは抜け出せないでしょう。