孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

孤独に対処するオーソドックスな3つの方法

孤独である事を忘れさせてくれる、もしくは孤独でないと錯覚させてくれる、多くの人が実践しているオーソドックスな方法は3つある。

 

まずは金を稼ぐ事。これは経営者、エリートサラリーマン、医師、弁護士など高給を稼ぎうる職業に就いている社会人や、風俗業に従事している若い女性に多い。彼らは金が稼げるポジションにいて、思いのほか短時間で大量の金を稼ぎ出せる。金を稼げば稼ぐほど、自分に何かが身に付いているような感じがして、孤独である事を忘れさせてくれる。経済的な豊かさが、人間的な豊かさとイコールであるように錯覚する。これは自分が持っていて周りの人が中々もっていない、金、という存在の価値を自分の中で無理矢理高める事で、間接的に自分の価値を上げようとしている心の働きによるものだと考えている。一種の認知的不協和と言っても良い。それでもふと孤独を感じる時がある。そんなときは、より金を稼ぐために努力する。

 

次に性に奔放になる事。若い男女に多く、男女差では女性に多い気がする。セックスをする事で自分のオス、メスとしての価値を高めようとしている。「俺はたくさんのメスとセックスできる優秀なオスだ」「私は多くのオスに言いよられる優秀なメスよ」そうして不特定多数とセックスをし、孤独を埋めようとする。そして年齢が上がるにつれ、セックスの数が異性としての魅力の証拠にならない事が、世間一般に広く広まる常識だと知る。そうして自分に自信を無くして、別の事に燃えだすか、一気に燃え尽きる。男性の場合仕事に力を入れだす。もしくは何もかもに脱力し「結婚して子供欲しい」などと言い出す。それは結局自分の限界や価値の目減り(本人から見れば)に嫌気がさして子供に賭けているだけの愚かな行為だ。女性の場合、今で言うと婚活に力を入れだす。結婚を諦めている女性の場合はやはり同様に仕事に力を入れだす。

 

最後は、自分を高める事。運動、勉学、技術、とにかく何かしらのパラメータを鍛え上げ上昇させる。ジムで筋トレをし有酸素運動も行い、体をしぼってやせる。勉学に励み公認会計士の資格を取得する。東大に入り直す。慶応の社会人大学院に入ってもう一度自分の好きな勉強をする。そうして自分を研鑽する時間は孤独を感じない。正確に言うと孤独でもあくまで時間を研鑽に使っているのであって無駄な事ではないと自分に言い聞かせる。