孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

嘘つきは孤独の始まり

人間、誰しもが嘘をついた事があるはずだ。ここでノーと言う人は、それすら嘘だという事に過ぎない。

 

行きたくない飲み会に誘われ、予定があると嘘をついたり、本当は持ってない、やった事ない事を持っている、やった事がある、と言ったりする。煩わしさから逃げたり、プライドを保つために嘘をつく。それ自体は何ら普通の事で、異常ではないだろう。

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嘘をつく=その人と距離をおく

基本的に、人に嘘をつくという事は、こちらの真実の情報を相手に伝えないだけでなく、ねじまげてあたかも真実のような偽の情報を渡す行為であって、相手にとって非常に不誠実な行為である。

 

もちろん、相手はその情報を真実だと思い込むから、それが不誠実な行動である事は伝わらない。しかし、自分から相手への不誠実な気持ちは残る。さらに言えば、相手がそれを嘘だと気付いたとき、相手は自分に対して大きな溝を感じるだろう。私には真実を伝えられないんだ、そう思うだろう。そういう行為が発覚した時、このように思うのは人間であれば普通の事である。

 

嘘をつく時は覚悟しろ

だから、嘘をつく時は、「嘘をつくという行為は、ついた相手と距離が空く事が伴うんだ」という自覚を持って嘘をつく事を忘れてはならない。知らず知らずのうちに嘘を積み重ね、いろんな人との距離が空きまくってしまった結果、孤独に悩んでいるのだとしたら、それは自分が撒いた種で同情の余地はない。嘘をつく行為の意味を頭の中に常に入れておく事で、切ってもいい人間関係、切ってはいけない人間関係、それらの区別に対して合理的に人生を進める事ができる。

 

嘘をついて有限の時間を有効に使うのは、時として人生を潤滑に進める。不要な人間関係に心をすり減らすくらいなら、その関係を嘘というナイフで切ってしまうのも1つの手段である。なのでやめろとは言わないが、せめて「嘘はよく切れるナイフである」という覚悟をもっておかないと、いつのまにか孤独の海に放り出され、誰とも心を交わす事ができない状態に陥ってしまうだろう。