孤独hack

”おひとりさま”人生にをちょっとラクに

「一人暮らしが長過ぎると良くない」と言われる5つの理由

あまりにも一人暮らしが長いと、一人暮らしの快適さに慣れてしまう。どれだけ自堕落にしていても、1ヶ月掃除しなくても、皿を洗わなくても、誰も何も文句を言わない。誰も何も指図してこない。好きなときに好きな物を食べ、飲み、自分のためだけに家にいる時間全てを使う事ができる。そんな一人暮らしをずっと続けていて、いくつか弊害がある事に気づいたので書き出してみた。

 

1、「他人と妥協点を見つけて共同生活する」事ができなくなる

誰かと一緒に住むという事は、自分の時間をその人のために使う必要が出てくるし、その人の行動によって自分の行動がしばられてしまう事がある。例えば、お風呂はどっちが先に入るとか、後がつかえるから早く入ってとか、そういう不自由が出てくる。ご飯だって、誰が何を食べたいとか、何が食べられない・嫌いだからそのメニューはやめてとか、そういった不自由も出てくる。こういう何かしらの不自由は共同生活につきまとう。この不自由を全く感じる事無く、それに慣れてしまった場合、その不自由さと自分の身勝手さを妥協させる事ができなくなってしまう。

 

2、口を動かさない

電話でもしない限り、一人暮らしで口を動かす機会などまず無い。というか、笑いもしないので基本的に顔の筋肉を動かす事がほとんど無い。そうするともう、顔が固まる。動かしたくても動かない。悲しきかな。人間としての何かを失う気がする。まあ、今はLINEとか無料通話アプリがいくつもあるから、仲の良い一人暮らしの人がいればそいつと電話をすれば良いのだけれど、長く一人暮らしをしていると周りも結婚したりして、電話する人もだんだんと減っていくもの。この問題は地味に大きい。

 

3、日々のメリハリが無く精神衛生上よろしくない

会話をする事が無いと、やはり人間は社会的動物であるから、どうしても陰鬱な気分になる。というのも、生活にメリハリが無いのだ。起床、飯を食い仕事へ。帰宅、飯を食い風呂に入りもろもろを済ませ、就寝。この繰り返し。こうして独りでいる事が定常状態になると、「一体何のために生きてんだろう、俺」なんて思ったりする。そうなるとやはり良く無いので、今度は自分から日々のメリハリをつけようとする。逆に、新しい趣味を始めたり、何か活動、変化のある活動をしようと(個人的にはジムがオススメ)しないと、日々のメリハリがつかない。

 

4、アルコールを摂取しがちになり健康を損ねる

人によるかもしれないが、誰かと一緒に暮らしていると、別にお酒を能動的に飲もう、という気があまり起こらない気がする。正確に言うと、別に飲まなくてもいいかな、という感じ。独りだと特にやることもないし、先ほど述べたように日々にメリハリが無いので、少しでも変化をもたせようと?アルコールに頼る(人も出てくるはず)。また食事も適当でいいので、例えばきっちりとした夕食をとらず、おかずとビールだけ、という事もできてしまうわけだ。現に俺がそうだ。まあ当たり前だけどこれは健康に良く無い。あまりにもこの期間が長いと、アルコールは動脈硬化や食道がん、胃がんのリスクだし、肝硬変にだってなりうる。最悪アル中になってしまうかも。

 

5、一人暮らしを辞められなくなる

少し弊害はあるけれど、それさえ慣れて気にならない、もしくはうまくクリアできる環境を自ら作り出す事さえできてしまえば、一人暮らしは非常に快適だ。自由だ。この快適さに慣れてしまう事で、この一人暮らしを「辞めよう」と思えなくなってくる。そうするとまた一人暮らしが長引いて、また一人暮らしの快適さに浸ってしまう。そしてまた…というふうに、時間が経つにつれ加速度的に「あ、俺一人暮らし辞めるの絶対無理だ」なんて思ってしまう。